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  風邪のときの解熱剤の使い方

 風邪のときの解熱剤の使い方

風邪ではしばしば発熱します。これは体の防衛反応のひとつです。

ですから、熱が高いからといってかならずしも解熱剤を使う必要はありません。

一般に、40度以上の発熱でなければ、発熱自体が体に悪影響を及ぼすことはありません。かえって、不必要に解熱剤を使うと風邪が長引く可能性もあります。

原則的に、当クリニックでは以下の場合に解熱剤を使用することをおすすめします。(原則として、38.5℃以上のときに使用します。)

1)発熱やのどの痛みのため苦痛が強く、食事や水分が充分摂取できない場合。

2)発熱のために体力の消耗が著しいと考えられる場合。

3)その他医師が必要であると判断した場合は解熱剤を使うよう指導します。

ただし、解熱剤を使う場合も、平熱まで下げることを考えずに、ある程度症状が改善することを目標にしましょう。1〜2度下がればそれでよしとしましょう。

>>>つづきます

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Onai Clinic of Internal Medicine